【思ったこと】~♯全部気圧のせい~

うつ期間中に思ったことや見つけたことを書いていきます。

 

メンタル不調の原因は、根本的には仕事や人間関係なのが

私を含めて大部分なのではないかと思います。

 

一方で、そんな中でも日によって気分の浮き沈みがあるのも

体験上、事実です。

 

内的な要因(上記のストレッサー)は変わらずに有り続ける

中で、日によって変化があるとすれば、外的要因を疑ってみる

必要が出てきますね。

 

他の方の本やネットで気づいたのですが、確かに気圧は

影響がありそうです。

 

Twitterでも”♯全部気圧のせい”というのがあって

似たような悩みを持つ人がいることがわかりました。

 

アプリで時間ごとの気圧の変化を教えてくれるものがあります。

私の場合、完全にリアルタイムではなく、少しラグが発生して

悪影響が出る傾向な気がします。

 

根本的な解決にはならないのですが、うつ期は何かと

自罰的になりがちなので、そんなときは”気圧のせい”と

して他責化すると少し楽になれますね。

 

【いきさつ③】出始めた症状

 

住む場所も変わり、ただでさえ慣れない暮らしの中、

仕事がまったく理解できず、ついていけない日々が始まりました。

 

やらなきゃ、という思いと、できない自分への焦りや自己否定が加速度的に

積み重なっていきました。

 

今にして思えば、無駄な責任感や、恥や迷惑を恐れたところがあると思います。

 

寝る時間を犠牲にして頑張る時期が続きました。

頑張ったところで的外れな作業やわからないことの確認にいたずらに時間を

費やすばかりで、体力と精神力を著しく消耗していくことになります。

 

最初の症状は、思考と記憶の低下でした。(続く)

 

 

 

【やってみたこと】朝さんぽ

うつ抜けまでにいろいろためしてみたことを書いていきます。

 

朝さんぽ。

 

本やネットでも定番、という感じで推奨されていますね。

通院先の先生からも勧められました。

 

セロトニン、というメンタルの安定に必要な脳内物質があって、

うつ患者はこの分泌量が致命的に不足しているそうです。

このセロトニンが、朝日を浴びると活性化するそうです。

 

また、歩く、というリズム運動も脳を活性化するための良い刺激になるとのこと。

 

藁にもすがる思いでやってみた、という経緯です。

 

結論としては、やらないよりはだいぶいい、という印象です。

 

さんぽの時間は15分程度でも良いようで、特に準備も要りません。

近所の公園を軽くストレッチしながら、空を見上げたりしつつ歩きます。

ベンチで缶コーヒーを飲んだりして、こもりきりの家では出来ない時間が過ごせます。

 

無気力のどん底の状態の日々の中で、「これだけは今日はやった」

という自分の意思を発揮する場になる点も、不足しがちな

自己承認につながって良かったと思います。

 

数年経った今ではすっかり習慣化しました。

 

重症の期間はまず寝て過ごすのもいいと思います。

少しだけなにかできそうと思えたときに、朝さんぽ、お勧めしたいです。

【いきさつ②】転職・新しい環境

転職先のデパートは業績の好調な会社でした。

 

原動力は優秀な社員さんたちです。

ノルマは厳しいのですが、成果報酬が明確で、頑張った分給料があがります。

 

また、皆さん任されていることを前向きにとらえる社風でした。

 

ついていけるかな、との不安はすぐに悪い方に的中しました。

思い切って飛び込んだものの、全く違う業界から来た身には

言葉も仕事の進め方も違い、異世界に来た感覚でした。

 

「わからないことがあったらいつでも聞いてね」

職場の方々はオープンでしたが、何がわからないかわからない、

という状態の日々が続きました。

 

それでも売り方や販売分析、トラブル対応など、タスクは

どんどん増えていき、優先順位を考える余裕すらなくなって

負のスパイラルが回り始めました。(続く)

 

【ことば】止まない雨はない

うつがひどかった頃に出会ったことばを書き出していきたいと思います。

 

止まない雨はない

明けない夜はない

 

よく聞くフレーズですね。

きっと励ますつもりで、良かれと思って使われることが多いと思います。

 

でも、受け取る時期によっては絶望感が増すときもあるな、と思います。

言葉の意味はわかっていても、いつ止むかわからない雨は今の苦しみを

和らげてはくれないときもあります。

 

雨が止むのをじっと我慢して、溺れてしまうことだってあるかもしれません。

 

ことばは大切ですが、使うとき、出会うときで救いにも苦しみにもなるので、

誰かに使うときは一瞬、考えてから使いたいな、と今は思います。

 

【いきさつ①】うつのきっかけ

そもそものきっかけをお話しておきたいです。

 

当時は30代半ばでした。

 

プロフィールにはデパートの寝具販売担当と、現在の仕事を書いていますが、

当時は関西の電子部品系のメーカーで働いていました。

 

家族4人で、派手ではないけれど不自由のない生活でしたが、

「この会社にずっといて、ちゃんと成長できるかな」という

不安が日々高まっていたのも事実です。

 

また、将来の教育環境や親族の健康問題で少し気がかりな点があり、

生活の拠点を関東に移した方がいいと考えることが増えていた時期でした。

 

そんな折に、知人の助けを得て関東で働ける現在の仕事を紹介してもらい、

転職を決めました。

 

販売規模も知名度も高いデパートで、ノルマも高いと聞いてたので

正直、怖くて迷いましたが、成長と家族のよりよい暮らしの2つを実現するために

決断したのです。 (続く)

 

 

不眠症の寝具販売員

はじめまして。

Hiraiともうします。ブログ初心者です。

 

タイトルを『不眠症の寝具販売員』にしてみました。

 

うつ状態が長く続いたころのことでして、

 

おかげさまで今はだいぶ良くなってきています。

 

寛解(うつ症状が発症しないこと)、とまではいかないのですが、

マシになれたのはいろんなアドバイスや小さな自己改革の積み重ねかな、と考えています。

 

なので、うつに苦しんで不眠症の時期を過ごして感じたことや

出会った言葉などを少しずつ書いていきたと思います。

 

同じ苦しみを感じている方への少しの気休めや、

これ以上誰かに同じ苦しみを味わわないための参考になればうれしいです。

 

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